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催眠術の原理

人間の意識には
 ・顕在意識
 ・潜在意識
の2種類があります。

顕在意識は普段表に出ている意識のことで、表層意識とも呼びます。
理性をつかさどり、論理的な思考を担当する意識です。

潜在意識は普段表には出てこない意識のことで、無意識とも呼びます。
本能をつかさどり、感覚的な思考を担当する意識です。

催眠術は暗示を使って潜在意識に働きかけます。
潜在意識は論理的な判断力を持ちませんので、顕在意識ならおかしいと判断することでも受け入れてしまいます。
そのため、立ち上がれないとか幻覚が見えるとか、理性なら否定することであっても事実として認識するのです。

ここで重要なのは、暗示が働きかけるのはあくまで潜在意識であり、本能であるという点です。
本能は生命の危機嫌なことに対して、理性よりも敏感に反応します。
催眠術に関する最も大きな誤解に、催眠術に掛かるとどんなこともさせられてしまう、というものがありますが、実際には被験者の嫌がることをさせることはできません
推理小説好きならよくご存じでしょうが、催眠術で殺人や自殺をさせることはできないのです。

ただし、判断をするのは本能というのがポイントです。
論理的な判断力のない潜在意識(本能)の判断する基準は、顕在意識(理性)と違っていて当然です。

男の催眠術としては、その本能の判断をいかに都合良く誘導するのかを追求していきます。

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